IB HOUSE
泡の家

住まいレポート 2015.10.01

はじめまして。 Sendai Scale です。
丁寧に創ったモノを、丁寧に表現して、丁寧に共有する。せんだいスケールは、仙台での多彩な住まいと暮らしを集めるウェブサイトです。リノベーション住宅とその住まい手に焦点を当てて紹介し、住まい手のみなさんに愛されているお店やイベントも集めていきます。仙台でしっくり落ち着くスケールとは?仙台における暮らしのものさしとは?良質で身の丈にあった空間や環境を共有していくことで、これからの住文化の形成につながればと希望をもっています。
今回は記念すべき第1回目の記事です!

マンションリノベーション住宅にお住まいの女性シングル Rさんの暮らしをご紹介します。

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生まれも育ちも仙台のRさんは、カナダに留学されてました。帰国後、SOHO(スモールオフィス・ホームオフィス)としても活かせる住居を探されていました。そこで出会ったのが IB HOUSE:アイスブレイクハウス:都心で暮らす住まい手に、日常で積もるこりをときほぐす家であって欲しいと付けられた名前です。

シゴトは「自由」と話すRさん。ヨガとバレーのインストラクターと内装コーディネートをされながら、長期休暇には国内海外問わず旅するライフスタイル。

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朝目覚めて最初にすることはヨガ→仙台都心・公園を巡るようにランニング→レッスン→ジム→夕方・夜には美味しい食事をとってゆっくり過ごす。まさに身体で感じて生きる感覚。

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明るくなったら動いて食べて、夜になったら寛いで休む。明るい場所は明るいままに、暗い場所は暗いままに。自然光とキャンドルの暮らし。

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取材に伺った翌週には京都へ。その直後にタイに旅行するスケジュールを活き活きと話されていたRさんが印象的で、この家にぴったりの方と思いました。
レッスンやホームパーティで活躍する大きなテーブルをオーダー中とのことで、またお伺いする日が楽しみです!

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ここからは暮らしの工夫を写真でご紹介します。多肉植物がアクセサリーハンガーになっていたり、遊び心がたくさん散りばめられています。

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ーーー 設計者の視点 ーーー
IB HOUSE は、コンクリートの部屋に、断熱材や吸音材として利用される木毛セメント板でつくられた家具の帯を配置しました。空気の隙間が多い家具で、泡の帯のようなイメージです。
固くて強い器のなかに、やわらかくて肌触りの良いインテリアを入れることで、双方の魅力を引き出せればと考えました。
Rさんは、設計に取り組んでいた時にイメージしていた住まい手像とぴったりで、嬉しかったです。

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種類マンションリノベーション
家族構成シングル
面積51.63㎡
エリア都心

企画 : 株式会社建財社

施工 : 株式会社エコラ

設計 : studio niko 笹本直裕

撮影 : はま田 あつ美

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