街レポート　2016.10.31

今回は 牛タン「若」、老舗が並ぶ仙台・牛タン屋さんのなか、名実ともに若々しいお店の詳細です。

仙台人にとって牛タンを食べる機会って実は少なかったりします。他の都道府県から親戚や友人を招いた時に食べる機会の多い食材。店長さんへのインタビューの冒頭、地元の人にとってのポピュラーでありたい。仙台人の真のソウルフードになるためのお店とお話しいただきました。

老若男女どなたでも、ひとりでもふたりでも大勢でも入りやすいお店になれる様、空間も工夫されています。カウンター席とテーブル席のレイアウトと、席に寄って明るさを微調整した間接照明。

それにさらっとした印象・和モダンの内装とインテリア。
客層の男女比が 6：4 とのことで、カップルや女性ひとり、女性ふたり、アクティブシニアのご夫婦の来店が多いのも納得です。

親方感のある老舗とは異なる、身近な親近感のあるお店だと感じながらの取材になりました。

オープン時のスタッフ平均年齢が20代だった牛タン「若」。日々の休憩(開店前)時間は明るい雰囲気で、焼き方やレシピの研究に励んでいる様子が印象的でした。

国産の備長炭に拘っていらっしゃって、高音で旨みが凝縮できることを教えて頂きました。

「価格が安い=味が安っぽい」を打破するための工夫と愛情の詰まった牛タン「若」。今回は泉店でのインタビューでしたが、仙台駅近郊にもオープン予定とのことでそちらにも是非伺おうと心に決めた取材となりました。